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100年ライフとお金の悩み

2016年9月8日

当サイトにお越しいただきありがとうございます。

当サイトでは、儲けには直結しないけれど、個人投資家が納得感を持って資産運用を行うために役に立つ情報を紹介したいと思っています。

いろんな人に読んでもらいたいと思っているのですが、特に20代から50代くらいまでの現役世代で「資産運用に興味がある」「もっと知識を深めたい」と考えている方々に有益な情報を提供したいと考えています。

 

100年ライフとお金の問題

現役世代の方々に役立つ話を書きたいと思ったのにはちょっとしたきっかけがあります。

それは、ロンドン・ビジネス・スクールのリンダ・グラットン教授という人の書いた「ワーク・シフト」(プレジデント社)と「ライフ・シフト」(東洋経済新報社)という本を読んだことです。

「長寿命化が進む中で、私たちは働き方や生き方をどのように変えていけば幸福になれるのか」というのが同書のテーマです。

例えば「ライフ・シフト」では、日本では2007年生まれの子供たちの半数が107歳まで生きるという推計が紹介されています。

また、現在の寿命の伸び方をあてはめると、現在30代(管理人もそうです)の人間の半数は95~100歳まで生きる可能性があるとのことです。

現代では、人間が生きるにはお金が必要です。

多くの人は働いてお金を稼いで、それで自分や家族を養います。

生きる期間が長くなるということは、生きるために必要なお金が増え、働く期間が長くなることを意味します。

上述のグラットン教授の本では、80代になっても働き続けるためには「各人がどのように専門性を磨けば良いか」、また「社会や企業をどのように変革していけば良いか」ということが述べられています。

お金にも働いてもらおう

これを読んで私は、長寿命化する時代には、自分が働くだけでなく、お金に働いてもらうこともこれまで以上に重要になるだろうと考えました。

人的資本(仕事の報酬の元になる自分の能力)だけでなく金融資産によってもお金を稼げるようになれば、それだけ長寿命化に伴う不安を減らせます。また、長い現役時代に労働から一時離れて勉強する時間を持つなど、人的資本をブラッシュアップして職業人生を長くするための原資に出来ます。

もちろん、株式や債券などのリスク資産への投資は投資元本を棄損する(買ったときより下がる)可能性がありますので、業者の宣伝に惑わされず、自分で判断する必要があります。

「お金に働いてもらう」ためには、投資家自身も勉強や取引をして「働く」必要があります。

そのように考えると、投資は誰でもが参入することが出来る一つの事業と言えるかもしれません。

幸か不幸か、私たちの世代は親や祖父母の世代よりも長い人生を生きる可能性が高まっています。

勉強して実践するための時間はたっぷりあります。

 

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